​【テーマ】
Rを使って『効果検証入門―正しい比較のための因果推論／計量経済学の基礎』を理解する

【使った教科書】
安藤翔太(2020) 『効果検証入門―正しい比較のための因果推論／計量経済学の基礎』 技術評論社

【参加者のレベル】
QSSの練習問題と同じくらい。

統計学については伊藤公一朗(2015)『データ分析の力』光文社新書 が読めれば問題ない。
経済学部B4：3人、法学部B4:1人

【開催目的と学習した成果】
実践的なデータ分析が学習できると評判の本だったため、一緒に議論し進めていく人を募るべく、分会という形で取り組んだ。

成果としては、

• 扱われることの比較的少ない傾向スコアマッチングなどを扱えたこと

• 付属のコードを自分で動かしてみることで、実際の分析手法として吸収できたこと

また、本書で扱った分析手法を使用している論文で、データとコードが付属しているものをいくつか取り上げ、処理を再現してみるなども行った。実際に、手法を理論として理解し、自分の分析の手段のラインナップに加えるということが出来た。